こんばんは。ひろひげ です。
今回は、現代社会の名著でもある「DIE WITH ZERO (ゼロで死ね。)」を読んで、
「なるほど」と感じたメッセージを紹介します。
この本を購入後、約3日で読了しました。
私にとっては、語り口調や具体的な人物を例えに出して解説されるなどして、
「〇〇すべき」「こうあるべき」というメッセージだけではない、具体的に
そんな人生があったのか、この時そう思ったのか、など
具体的なシチュエーションが想像できる本だと思いました。
専門用語が数々でてくる投資本ではなく、「人生論」のはなしと思いました。
興味を少しでも持たれた方は、必ず、
早く読んだほうが、今後の人生に影響が大きいです。
1冊1600円程度で、様々なことに気づかされるので、
コストパフォーマンス最高ですよ。
なぜなら、この本の1つの主張には、
「今しかできないことを先延ばしにせず、今やりたいことをすることの大切さ」
を教えてくれるからです。
そのため、少しでも興味を持たれた方は、早めに読んで感じるものがあれば、
行動に移してほしいなと思います。
では、この本を読んで私が腑に落ちたセンテンスをいくつか紹介します。
①老後資金は、必要以上に増やさない
②老後は、今思ってる以上に「気力」「体力」「興味関心」がなくなる
③老後は、”思い出” が最高の資産となる
④老後にもっていくのは、”健康”、”友人”、”思い出” の 3つあれば十分
⑤お金は、人生を充実させるための手段であることを再認識する
⑥タイムバケットに5年、10年スパンでやりたいことを書き込み、計画する
(定期的にやりたいことを見直す)
⑦資産ゼロで死ぬことは不可能だが、目標意識を持つことで人生を充実させるために
お金を使うことの大切さに気付くことができる
⑧膨大な人生の時間をかけて働き、60代・70代になって人生の黄金期を過ごすというのは、古い価値観である
特に③の ”思い出” は最高の老後の資産という点は、はっとしました。
私の記憶に残っている話があります。
「あなたは、今、20歳です。もし、80歳の老人が1億円を出すから、あなたの若い身体と交換してくれないか?」と言われたら、あなたはどうするか?
大抵の人は、「いやだ」というだろう。
では、100億円、1000億円、1兆円であれば、交換するか?
いや、しないと思う。
ということは、「若い」というのは、それだけの「価値」があることになる。
という話。
では、なぜ「若い」というだけでそれだけの価値があるのか。
私は、「人生を十分に充実して過ごせる時間と体力があるから」だと思います。
「若いときは、〇〇をした」という思い出こそ、その人の幅・人生の層を深めてくれると思います。
そして、もう1つの話は、この著書にある話で、
おばあちゃんにプレゼントを渡すシーンがでてきます。
”100万$” よりも ”思い出の詰まったタブレット” のほうがすごく喜んでくれたということ。
これが意味するのは、明確に
お金 < 思い出(人生経験)
ということでしょう。
私がおばあちゃんの立場でも ”思い出の詰まったタブレット” のほうを欲しいと思います。
この本を読んで、「使えるお金は、今やりたいことに使っていいし、人生の後半で最大の価値を発揮する思い出になる」と思いました。
60代、70代よりも今の30代のほうが、興味関心・気力・体力 は、あります。
やりたいことを先延ばしせずに、今 やります。(計画します。)
予備校講師の林 おさむ先生の
「いつやるか?今でしょっ!」
というのが頭に浮かびました。
素晴らしい言葉と思います。
それではまた。
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