【投資勉強】eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)の目論見書を読んでおきたい内容とは

投資・資産形成

こんばんは。ひろひげ です。

私は2021年より投資スタートした初心者です。

今回、NISAでも購入しているファンド eMAXIS slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称:オルカン)を購入した際に確認する必要がある目論見書をじっくりとみてみることにしました。

ふつうは、さーっと流して購入することが多いと思うのですが、

勉強も兼ねて、じっくりみてみることにしました。

自分なりに覚えておこうかなという点を記載します。(2024.07.25時点)

1.オルカンは、外貨建て資産の比率が 94.5%、うちアメリカは63.8%と最も多く日本株は 5.5%。

2.主なセクターは、NVIDIA、APPLEなどの半導体やIT業界になっている

※セクターとは、株式相場や市場分析において、業種やテーマ、材料など株式の特性に着目して分類したグループのこと

3.為替ヘッジを行わないため、為替相場の変動を受ける

ここであまり聞きなれない言葉として、

”為替ヘッジ”

があります。

それは、どういうことか?

まず、オルカンの仕組み(お金の流れ)はこのようになっています。

要するに

日本円で買うが、運用の95.5%は外国通貨で運用、その運用益も外国通貨の損益で、計算。

受益を得る仕組みになっています。

そのため、日本円と外国通貨の為替が影響してくる ということです。

”オルカンの投資成績がよくなる” = ”外国通貨と比べて、円が安くなればよい”

ということと認識しています。

下図のように、1$あたりの円が安いほうが、受益者の損益計算時に含み益が大きくなります。

一般的に円安は、日本からみて輸出には強いが輸入にはコスト高になり、悪い印象があります。

しかし、外貨で投資しているオルカンは円安傾向になれば、円資産(投資の運用益)が増えます。

逆に、為替の影響を受けないようにするのが、

為替ヘッジ

になります。

為替ヘッジは、円高・円安などの為替変動による円ベースでの損益を回避する方法です。

ヘッジ(hedge)は直訳すると「避ける」。

為替リスクを回避・軽減するという意味で使われ、為替予約取引を利用します。

為替予約取引とは、変動する為替をあらかじめ決められた為替で計算することになります。

例えば、1US$=145円 で予約(固定)します。

といった具合です。

まとめのイメージはこんな感じでしょうか。

(画像:野村アセットマネジメントより)

今回、あらためて目論見書をみてみて、

仕組みや円安・円高になったときの影響がよくわかり、

これからのニュースをよくみていくことの大切さを学びました。

誤っている解釈もあるかもしれませんが、

自分なりに理解した内容を紹介させていただきました。

1人でも多く参考になる方がいらっしゃればと思います。

それではまた。

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